寝癖　つく　場所

寝癖とは主に朝起きたら髪があり得ない方向にはねている現象の例が多いと思います。
髪の量や性質によってはなかなか治らずに時間がかかる場合や、人によっては諦める場合があります。
そもそも寝癖とはどのような状態で起こるのかを説明します。
よくある例としては、夜に風呂に入り髪をよく乾かさずに濡れた状態で寝てしまい、翌日髪が酷い状態になる場合が多くあります。
髪の毛はたんぱく質で構成されており、たんぱく質同士は水素結合と呼ばれる現象で結びついています。
この結合は水で濡れると離れ、乾くと再結合する性質をもっています。
例えば夜寝る時に髪が乾ききっていない状態で寝返りを打った場合、枕を押し当てた形や場所によって朝の髪の被害状態が異なります。
簡単な解決方法として寝る時は髪をしっかり乾かした状態にすることです。
ドライヤーで乾かす場合はタオルを使うとより短時間で乾かすことができます。

髪質がくせ毛や太い又は固い場合の人は、普通の人と比較して寝癖がつきやすくなっていますが、そんな人でも髪を乾かして寝る以外につかない、つきにくくなる方法がいくつか存在します。
まず髪が長い人はヘアゴムやシュシュで緩めに髪を纏めるとよいです。
ただしきつく束ねるとその場所に寝癖がつく可能性があるためご注意ください。
男性や髪の短い方はフードやニット帽をかぶって寝ることで髪を固定化することができます。
この時も圧迫しすぎると逆効果になってしまうのでご注意ください。
他にも枕を変える、顔を上にして寝るなどの寝方を変える方法も存在します。
もしも寝癖になってしまった場合の治し方について簡単に説明します。
代表的な方法として、はねている場所を水で濡らしてからドライヤーなどでしっかりと乾かすことです。
髪を濡らしたくない人は電子レンジで温めた蒸しタオルを使って治す方法がありますが、こちらは少し時間がかかります。
他にヘアアイロンを使う方法や帽子をかぶって自然に治す方法がありますが、自分に合った方法を見つけ髪を傷めないようにご注意ください。